FTV「サタふく」で上海特集が放送されます
2008年7月20日(日)から22日(火)にかけ、FTV「サタふく」取材班が上海を訪れました。藺草英己アナウンサーが当事務所閻佳祺職員の案内により、上海のお勧めスポットを巡ります。
放送予定は以下の通りですので、ぜひともご覧ください。
福島テレビ(FTV)「サタふく」
毎週土曜日ひる12:00から1時間
http://www.fukushima-tv.co.jp/jisya/satafuku/satafuku.htm
○上海訪問特集の放送予定日 2008年8月9日(土)12:00～
(8月は毎週、上海観光情報を放送予定です。)
○放送予定箇所
※タクシーの運転手に指し示すことで、目的の場所まで行くことが可能です。
※料金等は、取材時のものです。
1. 富臨軒(ふうりんけん フーリンシュェン fu4 lin2 xuan1) ～中華料理
住所：陸家嘴路168号 正大広場4階
Tel:021-5878-0933 営業時間：11:00-23:00
東方明珠TV塔近くにある巨大ショッピングセンター、正大広場の4 階にある広東料理店で、香港人シェフによる本格広東料理を提供している淮海中路店の2号店。味はもちろん、店内からは外灘(バンド)が一望でき、景観が素晴らしい。
2. 浦東(ほとう プードン pu3 dong1)地区 濱江大道(ひんこうおおみち ビンジャンダーダオ bin1 jiang1 da4 dao4)
濱江大道 (×陸家嘴西路)
黄浦江の東岸にある歩行者専用道路で、公園のように整備されている。おしゃれな洋食レストランやバーが立ち並んでおり、ここから眺める外灘の景色が素晴らしい。
夜は22:00までライトアップされており、夜景が綺麗。
※黄浦江を挟んで東側が浦東地区(東方明珠TV塔がある側)、西側が浦西地区(外灘がある側)
3. 外灘(バンド BUND ワイタン wai4 tan1) 黄浦公園(こうほこうえん ファンプードンユェン huang2 pu3 gong1 yuan2)
中山東一路
黄浦江の西岸にある歩行者専用道路道及び公園。1886年に建設された上海初のヨーロッパスタイルの公園で、1937年には遊歩道が設置された。20世紀初頭に建設された外灘(バンド)の古い建物と、黄浦江の向こう側に広がる浦東の近代高層ビル群との対比が素晴らしい。
夜は22:00までライトアップされており、夜景が綺麗。
4. 南京路歩行街(なんきんろほこうがい ナンジンルーブーシンジエ nan2 jing1 lu4 bu4 xing2 jie1) ～ショッピング
南京東路 (×湖南中路～×西蔵中路)
長さ約1kmの歩行者天国で、1日100万人以上が訪れると言われるアジア一の歓楽街。共同租界とともに発展し、20世紀初頭の古い建物と近代ビルが立ち並ぶ。デパート、ショップ、レストラン、カフェ、ホテルなどがあり、ほぼ中央には、巨大スクリーン＆ステージで1万人を収容できるイベントスペース・世紀広場がある。1999年からは歩行者天国となった。ミニ電車のような電気自動車が走っており、料金は片道で大人2元、子供1元。
5. 桃源郷(とうげんきょう タオユェンシャン tao2 yuan2 xiang1) ～マッサージ
住所：南京東路479号 新世界休閑港湾5F (×福建中路付近)
Tel:021-6322-6883 営業時間：11:00-翌2:00
清朝スタイルの中国宮廷式マッサージサロンで、長島監督や高見盛関も訪れた人気店。紫禁城をイメージする店内で、足つぼや全身など、多様なマッサージが受けられる。金～日曜日の20:30～22:30には二胡など中国楽器の生演奏も楽しめる。その他、変身写真やネイルアートもある。
足つぼマッサージ88元/h、中国式指圧148元/hなど
6. 豫園(よえん ユーユェン yu4 yuan2) ～古い庭園
旧校場路 福佑路 入園料：大人40元/人(7/1～8/31及び12/1～3/31は30元/人)
明代の古代庭園で「豫」は「愉」を意味し「楽しい園」という意味。四川省の役人・潘允端が両親のために贈った庭園で、1559年から1577年の18年の歳月を費やし造営されたもの。その後、いくたびも壊滅的な打撃を受けたが、1956年から地方政府により修復された。面積は約2万m2で、40近い建造物が点在し、様々な風景区を作り出している。1982年は国務院により全国重点文物保護単位となった。
7. 南翔饅頭店(なんしょうまんじゅうてん ナンシェンマントウディェン nan2 xiang2 man2 tou2 dian4) ～小籠包
住所：豫園老路85号 Tel:021-6326-3894
創業100年以上の老舗の小籠包専門店。店名は、初代店主の師匠が上海市嘉定区南翔鎮で売り出した小籠包が「南翔小籠包」であったことに由来。
1階入口左奥でテークアウト用の小籠包(16個8元)を売っており、いつも長い列ができている。
入口を入って2階左側の船舫庁では、小籠包が16個20元。
右側奥の長興楼では、「特製蟹肉小籠」が6個20元。
最も奥の鼎興楼では、フカヒレ小籠包が6個88元。
その他、スープをストローで吸う「蟹味噌スープ」が1個22元など。
8. 豫園商城(よえんしょうじょう ユーユェンシャンチェン yu4 yuan2 shang1 cheng2) ～ショッピング
旧校場路 方浜中路
豫園の門前市がショッピング街として発展したもので、明清時代の雰囲気を模した建物が建ち並ぶレトロな通り。レストランやデパートの他、骨董品やお土産物を扱う小さなお店が立ち並び、下町情緒たっぷり。印鑑や筆など、老舗の専門店も多い。
9. 千禧海鴎大酒店(Millennium Hotel チェンシーハイオウダージウディェン qian1 xi3 hai3 ou1 da4 jiu3 dian4)七色光 ～点心食べ放題
住所：延安西路2588号 (×水城南路)
Tel:021-6208-5888
5つ星ホテル、ミレニアムホテルの2階にある点心レストラン。上品で美味しい上海点心が食べ放題で、平日102元/人、土日祝日113元/人。
10. 上海大不同天山茶城(てんさんちゃじょう ティエンシャンチャーチェン tian1 shan1 cha2 cheng2) ～お茶市場
住所：中山西路520号 (×武夷路)
中国各地の茶葉、茶器、茶菓子などが揃う卸売市場で、「中国茶葉流通協会」が認めた上海で唯一の「国家専業茶葉卸売市場」。
明・清の時代の建築様式を模した建物の中には380もの店が軒を連ね、試飲しながらお茶を選ぶことができる。また、茶葉の見本市や、茶道講演会、茶器展覧会なども行われている。
11. 香樟花園(しんしょうはなぞの シャンジャンファーユェン xiang1 zhang1 hua1 yuan2) ～スウィーツ
住所：衡山路2号 (×桃江路)
Tel:021-6433-4385 営業時間：10:00-翌2:00
本格的な広東料理のレストラン。旧フランス租界のプラタナス樹木が続くオシャレな衡山路の中にある代表的な石造りの建物で、店名は、樹齢百年のクスノキ(香樟)があることに由来。料理ばかりでなく喫茶にもお勧めで、見た目にも美しい創作デザートが豊富。
12. 衡山路(こうさんろ ヘンシャンルー heng2 shan1 lu4)の町並み ～オシャレな通り
旧フランス租界の中心にある通りで、20世紀初頭の古い洋館や教会など歴史ある建物がたくさんある。プラタナス並木が続く通りは落ち着いた大人の雰囲気に溢れ、お洒落なカフェやレストラン、バーなどが多く、「上海のシャンゼリゼ通り」とも呼ばれている。
13. 京翅坊(きょうしぼう ジンチーファン jing1 chi4 fang2) ～フカヒレランチ
住所：烏魯木斉南路298号2楼 (×建国西路)
Tel:021-6445-7111 営業時間：11:30-14:30、17:30-22:00
旧フランス租界にある、シックな雰囲気の広東料理店。新鮮な食材を使用し、調理には化学調味料を一切使用しないなど料理にこだわっているのはもちろんのこと、インテリアやサービスも素晴らしい。お勧めは、店名にもなっている高級素材、フカヒレ。このコース料理が、ランチタイムなら158元/人で堪能できます。
14. 新天地(しんてんち シンティエンディ xin1 tian1 di4) ～オシャレなエリア
太倉路 黄陂南路 自忠路 馬当路
香港の瑞安グループが開発したエリアで、2001年に第一期(北里)、2002年に第二期(南里)が完成し、今や上海でも屈指のオシャレなスポット。
上海近代建築の象徴である「石庫門」建築を改造し現代風にアレンジしたもので、外観は20世紀初頭の上海、建物内はモダンなバー、レストラン、ブティックや映画館などとなっている。
なお、ここは中国共産党第一期大会(中共一大)(1921年)の開催地でもあり、新天地という名前の由来となっている。
15. T8 (ティーエイト) ～バー
住所：新天地 北里8号(東側)
Tel:021-6355-8999 営業時間：11:00-翌1:00 火曜日は18:00～翌1:00
GHMリゾートが経営するオシャレなバー。オープンキッチンを囲んだテーブル席で、コーナーごとにインテリアや証明が異なるなど、その繊細さと斬新さでは、新天地でも随一。シックな大人の雰囲気で、カクテルなどいかが。
○上海の略歴
1840年勃発のアヘン戦争に敗れた中国は、1842年の南京条約により広州、福州、アモイ、寧波の他、上海港を開港。1846年のイギリス租界に始まり、フランス、アメリカ、日本が租界を設定した。
※租界：行政権と警察権が他国に属している治外法権エリアのこと。
1990年に浦東新区の開発が国家プロジェクトとして開始され、経済特区並みの優遇政策を付与。これにより、急速な成長が始まる。
1992年、トウ小平(トウ：登におおざと)の南巡講話(上海、深セン、珠海、武漢を視察し、改革開放政策の成功を宣言し、さらなる開放を推し進めるべきと唱えた講話)以降、上海の発展が加速。1993年前後のGDP成長率は14％を超えた。
2007年のGDP成長率は13.3％で、16年連続の2桁成長を記録している。
○浦東陸家嘴(りくかし ルージァーズイ lu4 jia1 zui3)金融貿易区
浦東にある金融、貿易、サービス業等の商業地区で、上海証券交易所や上海不動産センター、中国人民銀行上海分行の他、外資系の金融機関が集積。金茂大厦(420m)、上海浦東HSBCタワー(旧上海森茂国際大廈)(203.4m)、上海環球金融中心(森ビル)(492m)がある他、上海センター(580m)建設計画も発表された(上海万博がある2010年竣工予定)。なお、東方明珠電視塔(467.9m)はアジア1、世界でも3位の高さを誇る。
放送予定は以下の通りですので、ぜひともご覧ください。
福島テレビ(FTV)「サタふく」
毎週土曜日ひる12:00から1時間
http://www.fukushima-tv.co.jp/jisya/satafuku/satafuku.htm
○上海訪問特集の放送予定日 2008年8月9日(土)12:00～
(8月は毎週、上海観光情報を放送予定です。)
○放送予定箇所
※タクシーの運転手に指し示すことで、目的の場所まで行くことが可能です。
※料金等は、取材時のものです。
1. 富臨軒(ふうりんけん フーリンシュェン fu4 lin2 xuan1) ～中華料理
住所：陸家嘴路168号 正大広場4階
Tel:021-5878-0933 営業時間：11:00-23:00
東方明珠TV塔近くにある巨大ショッピングセンター、正大広場の4 階にある広東料理店で、香港人シェフによる本格広東料理を提供している淮海中路店の2号店。味はもちろん、店内からは外灘(バンド)が一望でき、景観が素晴らしい。
2. 浦東(ほとう プードン pu3 dong1)地区 濱江大道(ひんこうおおみち ビンジャンダーダオ bin1 jiang1 da4 dao4)
濱江大道 (×陸家嘴西路)
黄浦江の東岸にある歩行者専用道路で、公園のように整備されている。おしゃれな洋食レストランやバーが立ち並んでおり、ここから眺める外灘の景色が素晴らしい。
夜は22:00までライトアップされており、夜景が綺麗。
※黄浦江を挟んで東側が浦東地区(東方明珠TV塔がある側)、西側が浦西地区(外灘がある側)
3. 外灘(バンド BUND ワイタン wai4 tan1) 黄浦公園(こうほこうえん ファンプードンユェン huang2 pu3 gong1 yuan2)
中山東一路
黄浦江の西岸にある歩行者専用道路道及び公園。1886年に建設された上海初のヨーロッパスタイルの公園で、1937年には遊歩道が設置された。20世紀初頭に建設された外灘(バンド)の古い建物と、黄浦江の向こう側に広がる浦東の近代高層ビル群との対比が素晴らしい。
夜は22:00までライトアップされており、夜景が綺麗。
4. 南京路歩行街(なんきんろほこうがい ナンジンルーブーシンジエ nan2 jing1 lu4 bu4 xing2 jie1) ～ショッピング
南京東路 (×湖南中路～×西蔵中路)
長さ約1kmの歩行者天国で、1日100万人以上が訪れると言われるアジア一の歓楽街。共同租界とともに発展し、20世紀初頭の古い建物と近代ビルが立ち並ぶ。デパート、ショップ、レストラン、カフェ、ホテルなどがあり、ほぼ中央には、巨大スクリーン＆ステージで1万人を収容できるイベントスペース・世紀広場がある。1999年からは歩行者天国となった。ミニ電車のような電気自動車が走っており、料金は片道で大人2元、子供1元。
5. 桃源郷(とうげんきょう タオユェンシャン tao2 yuan2 xiang1) ～マッサージ
住所：南京東路479号 新世界休閑港湾5F (×福建中路付近)
Tel:021-6322-6883 営業時間：11:00-翌2:00
清朝スタイルの中国宮廷式マッサージサロンで、長島監督や高見盛関も訪れた人気店。紫禁城をイメージする店内で、足つぼや全身など、多様なマッサージが受けられる。金～日曜日の20:30～22:30には二胡など中国楽器の生演奏も楽しめる。その他、変身写真やネイルアートもある。
足つぼマッサージ88元/h、中国式指圧148元/hなど
6. 豫園(よえん ユーユェン yu4 yuan2) ～古い庭園
旧校場路 福佑路 入園料：大人40元/人(7/1～8/31及び12/1～3/31は30元/人)
明代の古代庭園で「豫」は「愉」を意味し「楽しい園」という意味。四川省の役人・潘允端が両親のために贈った庭園で、1559年から1577年の18年の歳月を費やし造営されたもの。その後、いくたびも壊滅的な打撃を受けたが、1956年から地方政府により修復された。面積は約2万m2で、40近い建造物が点在し、様々な風景区を作り出している。1982年は国務院により全国重点文物保護単位となった。
7. 南翔饅頭店(なんしょうまんじゅうてん ナンシェンマントウディェン nan2 xiang2 man2 tou2 dian4) ～小籠包
住所：豫園老路85号 Tel:021-6326-3894
創業100年以上の老舗の小籠包専門店。店名は、初代店主の師匠が上海市嘉定区南翔鎮で売り出した小籠包が「南翔小籠包」であったことに由来。
1階入口左奥でテークアウト用の小籠包(16個8元)を売っており、いつも長い列ができている。
入口を入って2階左側の船舫庁では、小籠包が16個20元。
右側奥の長興楼では、「特製蟹肉小籠」が6個20元。
最も奥の鼎興楼では、フカヒレ小籠包が6個88元。
その他、スープをストローで吸う「蟹味噌スープ」が1個22元など。
8. 豫園商城(よえんしょうじょう ユーユェンシャンチェン yu4 yuan2 shang1 cheng2) ～ショッピング
旧校場路 方浜中路
豫園の門前市がショッピング街として発展したもので、明清時代の雰囲気を模した建物が建ち並ぶレトロな通り。レストランやデパートの他、骨董品やお土産物を扱う小さなお店が立ち並び、下町情緒たっぷり。印鑑や筆など、老舗の専門店も多い。
9. 千禧海鴎大酒店(Millennium Hotel チェンシーハイオウダージウディェン qian1 xi3 hai3 ou1 da4 jiu3 dian4)七色光 ～点心食べ放題
住所：延安西路2588号 (×水城南路)
Tel:021-6208-5888
5つ星ホテル、ミレニアムホテルの2階にある点心レストラン。上品で美味しい上海点心が食べ放題で、平日102元/人、土日祝日113元/人。
10. 上海大不同天山茶城(てんさんちゃじょう ティエンシャンチャーチェン tian1 shan1 cha2 cheng2) ～お茶市場
住所：中山西路520号 (×武夷路)
中国各地の茶葉、茶器、茶菓子などが揃う卸売市場で、「中国茶葉流通協会」が認めた上海で唯一の「国家専業茶葉卸売市場」。
明・清の時代の建築様式を模した建物の中には380もの店が軒を連ね、試飲しながらお茶を選ぶことができる。また、茶葉の見本市や、茶道講演会、茶器展覧会なども行われている。
11. 香樟花園(しんしょうはなぞの シャンジャンファーユェン xiang1 zhang1 hua1 yuan2) ～スウィーツ
住所：衡山路2号 (×桃江路)
Tel:021-6433-4385 営業時間：10:00-翌2:00
本格的な広東料理のレストラン。旧フランス租界のプラタナス樹木が続くオシャレな衡山路の中にある代表的な石造りの建物で、店名は、樹齢百年のクスノキ(香樟)があることに由来。料理ばかりでなく喫茶にもお勧めで、見た目にも美しい創作デザートが豊富。
12. 衡山路(こうさんろ ヘンシャンルー heng2 shan1 lu4)の町並み ～オシャレな通り
旧フランス租界の中心にある通りで、20世紀初頭の古い洋館や教会など歴史ある建物がたくさんある。プラタナス並木が続く通りは落ち着いた大人の雰囲気に溢れ、お洒落なカフェやレストラン、バーなどが多く、「上海のシャンゼリゼ通り」とも呼ばれている。
13. 京翅坊(きょうしぼう ジンチーファン jing1 chi4 fang2) ～フカヒレランチ
住所：烏魯木斉南路298号2楼 (×建国西路)
Tel:021-6445-7111 営業時間：11:30-14:30、17:30-22:00
旧フランス租界にある、シックな雰囲気の広東料理店。新鮮な食材を使用し、調理には化学調味料を一切使用しないなど料理にこだわっているのはもちろんのこと、インテリアやサービスも素晴らしい。お勧めは、店名にもなっている高級素材、フカヒレ。このコース料理が、ランチタイムなら158元/人で堪能できます。
14. 新天地(しんてんち シンティエンディ xin1 tian1 di4) ～オシャレなエリア
太倉路 黄陂南路 自忠路 馬当路
香港の瑞安グループが開発したエリアで、2001年に第一期(北里)、2002年に第二期(南里)が完成し、今や上海でも屈指のオシャレなスポット。
上海近代建築の象徴である「石庫門」建築を改造し現代風にアレンジしたもので、外観は20世紀初頭の上海、建物内はモダンなバー、レストラン、ブティックや映画館などとなっている。
なお、ここは中国共産党第一期大会(中共一大)(1921年)の開催地でもあり、新天地という名前の由来となっている。
15. T8 (ティーエイト) ～バー
住所：新天地 北里8号(東側)
Tel:021-6355-8999 営業時間：11:00-翌1:00 火曜日は18:00～翌1:00
GHMリゾートが経営するオシャレなバー。オープンキッチンを囲んだテーブル席で、コーナーごとにインテリアや証明が異なるなど、その繊細さと斬新さでは、新天地でも随一。シックな大人の雰囲気で、カクテルなどいかが。
○上海の略歴
1840年勃発のアヘン戦争に敗れた中国は、1842年の南京条約により広州、福州、アモイ、寧波の他、上海港を開港。1846年のイギリス租界に始まり、フランス、アメリカ、日本が租界を設定した。
※租界：行政権と警察権が他国に属している治外法権エリアのこと。
1990年に浦東新区の開発が国家プロジェクトとして開始され、経済特区並みの優遇政策を付与。これにより、急速な成長が始まる。
1992年、トウ小平(トウ：登におおざと)の南巡講話(上海、深セン、珠海、武漢を視察し、改革開放政策の成功を宣言し、さらなる開放を推し進めるべきと唱えた講話)以降、上海の発展が加速。1993年前後のGDP成長率は14％を超えた。
2007年のGDP成長率は13.3％で、16年連続の2桁成長を記録している。
○浦東陸家嘴(りくかし ルージァーズイ lu4 jia1 zui3)金融貿易区
浦東にある金融、貿易、サービス業等の商業地区で、上海証券交易所や上海不動産センター、中国人民銀行上海分行の他、外資系の金融機関が集積。金茂大厦(420m)、上海浦東HSBCタワー(旧上海森茂国際大廈)(203.4m)、上海環球金融中心(森ビル)(492m)がある他、上海センター(580m)建設計画も発表された(上海万博がある2010年竣工予定)。なお、東方明珠電視塔(467.9m)はアジア1、世界でも3位の高さを誇る。